超・整理法は私も使っています。 野口悠紀雄さんの書籍を徹底紹介します。


    

「超」発想法 |野口 悠紀雄

「超」発想法
「超」発想法
posted with amazlet on 05.12.12
野口 悠紀雄
講談社 (2000/03)
売り上げランキング: 25,667
おすすめ度の平均: 4.45
5 野口先生の本の中でダントツでお勧めします
5 さあ、やってみよう!
5 発想技術のオムニバス
(評価:★★★☆☆)

●野口教授の「超」シリーズの発想編です。この本はこのシリーズのなかでも、
 よくまとまっている一冊だと思います。

 過去の発想法に関する考え方をほぼ網羅して、分かりやすく整理して
 います。まとめ方は、さすが教授です。


●本書で勧めている発想法は、まず過去の文献を集め、短期間にすべてを
 頭の中に詰め込むことからはじまります。

 ・データを頭に詰め込む作業(勉強)がまず必要(p33)


●そしてその文献から学んだ知恵を、時間をかけて考えるのです。

 ・発想の条件は「考え続けること」だ。(p66)

 考える方法としては、「歩く」ということも効果的なようです。哲学の
 道といって、哲学者が歩きながら考えたという小道があったりしますね。

 ・頭を一杯にしてから歩く(p170)


●日本では、喫煙室が情報交換の場になっていますが、米国ではコーヒー・
 メーカーの置いてあるところで情報交換しているようです。

 ・米国の大学では、コーヒー・メーカーが置いてある「溜まり場」が、
  重要な発想の場になっていた。(p195)


●喫煙コーナーでしか喫煙ができないように、コーヒー・コーナーでしか
 コーヒーが飲めないようにすれば、リラックスして情報交換ができるの
 ではないでしょうか。
 

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・テレビは、脳を受動的にするという意味で、発想の障害になる。(p182)


 ・ブレイン・ストーミングには、黒板(あるいは白板)が不可欠だ。(p188)


 ・読書は、著者との対話である。(p202)


「「超」発想法」野口 悠紀雄、講談社 (2000/03)¥1,680
(評価:★★★☆☆)


     

【野口悠紀雄の経歴】
1940年生まれ。大学卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。

1972年、計5年間に渡り経済学を専攻し、米国イェール大学にて、経済学博士号を取得。

以後、埼玉大学、一橋大学、東京大学教授を経て、東京大学先端経済工学研究センター長を最後に退官。

2000年より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授

2004年、スタンフォード大学客員教授

2005年より、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授