超・整理法は私も使っています。 野口悠紀雄さんの書籍を徹底紹介します。

「超」整理法1 押出しファイリング |野口 悠紀雄

「超」整理法1 押出しファイリング「超」整理法1 押出しファイリング
野口 悠紀雄
中央公論新社 刊
発売日 2003-05-23
価格:¥580(税込)




合理的で納得できる説明 2006-06-13
 自分は新書版は読んでいなかったため、この文庫版で初めて「超」整理法を読んだ。

 書いてある内容は非常にわかりやすく、合理性に富んでいる。

 筆者と同じような職種・地位ならば、恐らく、この整理の方法を実践するのが最も
合理的と言えそうである。

 ただ、自分は研究系の仕事をしているが、この方法に完全には徹しきれず、部分的
に筆者の方法を取り入れている。自分は、やはり簡単に分類をして、分類した封筒を
使ったものから手前におくことにしている。筆者のポリシーには反する点もあるが、
これだけでもだいぶ便利さが向上した。多くの人にとっては、この程度の取り入れ方
が一番効率的かもしれない。

 多くの人の場合は、知的職種であっても、情報の種類や扱い方が筆者と異なる部分
があるために、完全にこの方法に徹しきるのはやや難点があるということだろうか。
自分の職場には多くの人がいるのだが、封筒を使い、擬似的にでも筆者の方法に近い
ことをしているのは自分くらいである。これほど話題になり、本も売れた割には、実
際に実践している人の絶対数はそれほど多くないのかもしれない。

 ただし、整理の考え方として非常に参考になるため、各自の整理の仕方に取り入れ
られる部分が必ず得られるだろう。また、一般的に何らかの方法を提唱する場合、大
した根拠もなく精神論を押し付けるものが多い中で、精神論を排し、従来の考えにと
らわれず、合理性にのみ基づいて考えられているこの方法、考え方、本書の説明は非
常に好感の持てるものである。



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この記事は2006/9/10に作成しました。
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【野口悠紀雄の経歴】
1940年生まれ。大学卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。

1972年、計5年間に渡り経済学を専攻し、米国イェール大学にて、経済学博士号を取得。

以後、埼玉大学、一橋大学、東京大学教授を経て、東京大学先端経済工学研究センター長を最後に退官。

2000年より青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授

2004年、スタンフォード大学客員教授

2005年より、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授